質問の仕方
こんばんは!
今日はビジネスマンがに必須と言われる「質問」について書きたいと思います!
「質問力」って言葉があります。文字通り質問する力のことなんですが、僕は営業の仕事をするまでこの質問力という言葉の意味がいまいちわかりませんでした。
というか「そんなに重要なのか?」と思ってました。
これが重要なんですよね~。とっても。質問の効果はざっと以下のような感じです。
①会話がスムーズに進む
②気持ちよく相手がしゃべってくれれば、本音を引き出しやすい
③こちらの話したい話が、嫌がられずにできる
④自分はあまり喋らなくて済む
⑤話にメリハリがつく
他にも色々ありますが…
質問の力は会話におけるコミュニケーションにおいてとても重要です。例えば相手のことを知ろうと思ってした質問(趣味嗜好や出身、血液型ややってたスポーツなど)をすると、「私に興味を持ってくれてるんだ」と感じてくれることがほとんどなので、それだけでも効果抜群です。また、頭を使うような質問(オープンクエスチョンとも言う)をすることで、相手のほうで色々噛み砕きながら答えてくれるので、結構悩んでる人とかにこのオープン質問をしてあげると、悩みを事故解決してくれることも多いです。笑
また、少しいやらしい話ですが、営業の際に使う誘導尋問も質問テクニックです。例えば「今お住まいのマンションとほぼ同じ条件で、家賃が半分の物件があるとしたらどうしますか?」とか聞くと、大抵「そっちに住みたい」と返ってくるので「実は…」といって物件紹介ができる、みたいな感じです。世の中営業マンはこの言葉を駆使しまくってますよ奥さん。笑
あと普通に自分がしゃべらなくていいのもメリットですよね。かの有名なデール・カーネギーの逸話にこんなものがあります。
「ニューヨークであるパーティに出席したときのことです。あるご婦人がカーネギーを見つけて『失礼ですがあの有名な話し方の先生のデール・カーネギーさんですか?』と聞いてきました。カーネギーが『はいそうです。』と答えると、『感激です。私は話が下手なので、ぜひ話し方のコツを教えてください。』と頼んだのです。すると、カーネギーはそのご婦人に『それより、先ほどチラッと聞きましたが、以前ライオン狩りに行かれたそうですね。すごいですね。』
『いつ行かれたのですか?どなたと行かれたのですか?どうやってライオンを捕まえたんですか?』といろいろ質問をしたそうです。そのご婦人は得意げに30分以上にわたって話をした後、こう言って帰っていきました。
『あら、もうこんな時間。もう行かないと。カーネギー先生、ありがとうございました。さすが話し方の先生だけあってお話しが上手ですね。とても楽しかったです。』
これを見てわかるとおり、上手に質問ができれば、自分が話さないでいるにもかかわらず「話し上手」という印象すら与えることができるわけです。これ営業マンなら鉄則なので、売れない営業マンは自分のトークが相手を「説得する」トークなってないか今一度見直しておきましょう。笑
コミュニケーションを豊かにするために、相手に興味を持って質問をしながら話を展開していくようにしましょうね!
それではまた!
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