選択肢がある幸せ
こんばんは僕です!
学校に行かせない?家で勉強する子どもが世界中で増えてた - NAVER まとめ
ホームスクーリングは、世界中で浸透しつつある教育で、ネットの普及もホームスクーリングに一役買っています。実際に「勉強」という一面だけを切り取れば、学校に通う必要性はほぼなくありつつあると言えます。教育のコンテンツはいくらでも世の中に溢れているし、親や子供がその気になればいくらでもレベルの高い教育を受けたり、知識を取り入れたりする事はできます。昨今流行った東進衛星予備校などは全て映像授業ですし、レアジョブ!などの格安オンライン英会話サービスなどもありますし、iTunesUなどでは有名大学の講義が無料で受けられますし、日夜教育関係のアプリ、サービスなどはリリースされ続けています。
僕がこの記事を見て一番いいなと思ったのは、子供にとっての選択肢が増えているということです。こういうニュースには必ずと言っていいほど、反対意見が出ます。
・「学校は勉強だけをするところではない」
・「親だけでは十分な教育が施せるわけではない」
・「社会性を教えることも必要だ」
・「ホームスクーリングだけでは社会に出た時にやっていけないだろう」
など色々出てきますが、これらは全て一理あると思います。そういった側面はあるでしょう。ただこういった指摘は全て本質からずれています。
仕事柄、学校に通えない子というのは、本当にたくさん見かけます。理由は様々です。化学物質過敏症で休みがちだったり、いじめに遭って心に傷を負ったり、なんとなく学校が嫌いになって行きづらくなってしまいそのまま不登校気味になってしまったりと、子供によって理由は様々です。
たかが学校に行けなくなってしまったぐらいで、人生が閉ざされてしまうのは何とももったいないことです。そんなくだらないことで、前向きに勉強する機会がなくなってしまうのは本当にもったいない。そんなときに、ホームスクーリングやオンライン授業などによって、しっかり勉強する環境を用意する事ができるというのは、とても重要なことです。
ホームスクーリングによって発生するデメリットや問題点も当然ありますが、そんなものは現在の学校教育で起こっている問題と比べてもそんなに大した問題ではありません。オンライン指導やホームスクーリングじゃなくても、社会不適合者なる人は、今の教育野中でも続々と誕生しています。
本質的な問題は、「こうでなければいけない」という先入観が社会の中にあり、それが直接教育に影響していることです。多様性を許容するところから教育は始まるので、その第一歩として、このホームスクーリング普及の流れは大賛成です。
早く日本にも普及しないかなあ…。
それではまた!
学力と才能をのばす家庭学習―ホームスクーリングに学ぶ、人間性を育みながら子供の能力を引き出すコツ
- 作者: ホーリンズ川田裕子
- 出版社/メーカー: はまの出版
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (6件) を見る