自己正当化する力って意外と有用
こんばんは僕です!
「愚痴を言う」のと「私は無力ですと告白する」のは同義 : mwSoft blog
上記記事は結構凄まじいレベルで行う「思考実験」の記事です。職場への不満、生活の不満、自分への不満を「自分の努力不足・自分の責任にする」ということなのですが、ここまでやると結局「仕方ないか」という気分に行き着いてしまうのはいいのか悪いのか。
ここまで思うぐらいならぐいっと環境を変える努力をしてみればいいのにと思いますが、有用な一面はあります。会社への不満があり「どうして俺はこんなに不幸なんだ!」となったときに、この思考実験をしてみると、「結局自分の捉え方しだいだな。」ということになります。
仕事が楽しくないのであれば、
・仕事を楽しめるほどの余裕がない
・仕事を改善したり、自分から仕事を掴みにいく意欲がない
・真剣に仕事に取り組めていない
・働く事が嫌いなぐうたら人間
・楽しくない仕事をするしか選択肢がない市場価値の低い人間
色々考えられるでしょうが、ここまで考えてずーんと落ち込みすぎるのはもちろんよくありませんが、ここまで考えると結局は開き直る以外に立ち直る方法がありません。
開き直り方も色々です。楽しくないけど割り切って仕事するかでもいいし、いっちょ真剣に仕事に取り組むかでもいいし、楽しい仕事をする為に市場価値をあげる努力をするかでもいいですね。
マイナス思考に振り切れていくことで、逆にプラス思考に転化できるようになります。結局自分が悪いのか・・・となって卑屈になるリスクはありますが、自分の不満の原因をまわりに求める時点で既に卑屈ですので、一旦振り切れてみましょうw
ただ、全てを自己責任にして、何も状況が改善されなかったり、ただ自分の心が毒されていくだけなら、そのときは真剣に環境を変える努力をしましょう。自分の考え方ひとつ、捉え方ひとつで確かに状況は変えられますが、それでもどうしようもない状況もあるでしょう。そのときは、環境を無理矢理変えて、自分の捉え方、気持ちをぐいっと引っ張っていく事の方が大事です。
心身を病み切って再起不能になってしまっては元も子もありません。自分の身を守れるのは自分自身ですので、思考実験の後「あー自分は本当救いようがねえな」というとこまできてしまったら、全力で環境を変えましょう。逃げてもいいと思います。
自分を納得させる事で、前に進んでみるのもいいのではないでしょうか?
それではまた!
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