電話が苦手な理由
こんばんは僕です。
以前書きましたが、僕は電話は苦手な若者の一人。
実は大きな理由があるのだ。
今の会社に入る前にいた会社が超絶ブラックだった。社長が静岡駅一帯の大地主で、やってる会社はといえば、コンサルティング・企画だったのだが、現実はというと社長が勝手に大手の会社に乗り込み、人脈をちらつかせて、無理矢理企画を通して、マージンをもらうというやくざまがいの商売だった。
しかも具体的な仕事内容はというと、某大手ファーストフード会社の常務(結構業界問わずに顔が利く人だった)や、自分が乗り込んだ会社の部長、役員クラスの人達の接待が98%を占めていた。僕がやっていたことは基本的に運転手か、酒注ぎ、機嫌取り。
そんな感じの会社(笑)
そのときに一番辛かったのは、社長の機嫌がころころ変わる事でも振り回されることでもなく、電話だったのです。
まず電話の回数が常識外れ。仕事の時間が10時間、寝る時間が6時間とすると、オフの時間は8時間。その8時間のうちに一日着信が毎日40件以上。
12分に1回は同じ人から、しかも人を人とも思わない、気違い社長から電話がかかってくる。これは本当に気が狂うぐらいしんどかった。「無視すればいいじゃん」と思う人もいるだろうが、当然無視した事もある。すると何が起こるか。家まで乗り込んでくるのだw
今となっては完全な笑い話だが、この体験が結構僕には強く残っている。
そのとき、僕は「電話は、人の時間、自由を奪うツールだ」と深く心に刻み込んだのだ。
要は使い方次第なのだが、そういった経緯で今でも僕は電話を一方的にかけてくるタイプの人が苦手だ。現代の若者のコミュニケーションツールが多様化しているのもあるのだろうが、電話にこれほどまでに、生きる権利というか、仕事以外の時間を拘束された人間はいないんじゃないかと思う。
以上、昔話でしたw
それではまた!