馴れ合う仲間たち
こんばんは僕です!
昔ながらの友達とか、気の合う友達、一緒にいて楽な友達とかは楽しいですよね。就職したりして離れてしまった友人と再会すると、話にも花が咲きます。懐かしい友人でなくとも、気の合う友人と一緒にお酒飲んだりするのは楽しいもんです。
しかし気の合う友達は、自分を高めてくれる「仲間」とは限りません。気の合う友達としゃべるときは、基本的に何も深く考える必要がありませんので、自分のレベル以上のことは生まれません。価値観も共有できていることが多いので、新しい何かを生み出す事はあんまりありません。
これは女子会みたいな構図になります。女子会で行われていることは、近況報告と価値観共有&再確認です。シェアハウスの仲間やSNS上でいいね!をひたすら押してくれる友人は、価値観共有してくれるので居心地がいいのですが、新しいことは生産されません。
なので、僕自身が「気が合う」と思っている友人は、会って話す頻度が少ないです。居心地の良い場所にずっといても、自分が何も進化しない、変化しないのがすごく退屈で恐いからです。
瀧本氏が引用している、コンサルティング会社マッキンゼーのジョン・カッツェンバックとダグラス・スミスがあげている成果を上げたチームの条件として、
- 少人数である
- メンバーが互いに補完的なスキルを有する
- 共通の目的の達成に責任を持つ(コミットする)
- 問題解決のためのアプローチの方法を共有している
- メンバーの相互責任がある
があります。これは馴れ合いの友人関係は決して生まれない条件です。何かを生み出したり、成果をあげたりするときにいる仲間は、上記の5つを満たすメンバーなのです。
何かを生み出す為に仲間と動きまわり、結果をだしたあとに気の合う友人とリラックスしながら酒を飲み、思いのままを語り、互いの価値観を再認識する。
これが一番成長できる、友達との「馴れ合い方」なのではないでしょうか?
賛否両論あるでしょうけど、僕はそんな感じです。
それではまた!
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