ゲーム・スマホ叩きについて一言2
こんばんは僕です。
「子どもにゲームを買ってあげてはいけない理由」自体が親の甘えじゃないだろうか: 不倒城
以前ゲーム・スマホ叩きについて一言 - 適当に生きようという記事を書きましたが、他にも関連記事があったので、少し補足しようと思います。
この記事では一部の親御さんが、「ゲームに夢中になって、お友達や親とのコミュニケーション不全になる」とか「ゲームをやり過ぎたら、目も悪くなるし成績も下がる」という話が出ますが、それを叱るのが親です。と。
家族で飯食いにきてるときに、ゲームしている子供を見たら、「あー残念な子だな」と思うのは割と大人の認識でしょう。しかしその子は「今ゲームしたらまずいかな?」より「ゲームしたい!」が勝ってるので、ゲームしてるわけです。当たり前ですけど。
でもこの子が、普段家で食事前にテーブルに着いたときにゲームをしていても、多分叱られたりはしていないでしょう。「いつも家で飯食うのと何が違うんだよ」ってことですね。大人としては「せっかく家族でご飯食べにきてるんだから!」でしょうが、子供にはそんなもの関係ありません。というかそんなこと考えてないと思います。
親と話すよりもゲームをする方が楽しいって、ただそれだけのことです。親のしつけ不足しかり、親の負けです。子供は基本的に楽しい事、やりたい事を優先するでしょう。親よりゲームの方が魅力的なだけです。その時点でゲーム云々の問題ではないことは火を見るより明らかです。
上記記事を書いた方も、自分の子供と一緒にゲームしているようですが、子供は「父親と同じ事がしたい」という欲求のもとでゲームをしているようですので、親とのコミュニケーションの方が魅力的なわけですね。
ゲームを叩くのは、問題の本質が全く見えていません。ゲームに比べて、勉強が面白くないし、親と話すのが面白くないというのが根本的な原因です。ものごとを複雑に考えたり、もののせいにする前に、子供とのコミュニケーションを根本的に見直す方が効果的なのかもしれません。
それも踏まえて、子供が興味を持った事はどんどんさせてあげるのが、親にできる事だと思います。
それではまた!
ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-
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