自由になりたい人のブログ

一度は理系に進学し、挫折し営業職をずっとやってきた男が26歳で一念発起しプログラミングの勉強を始めた。これは26歳から素人がプログラミングを勉強しながら起業に向けて一歩一歩進んでいく道のりを描いたブログである。

日本が長寿なのは人間だけじゃない

こんばんは僕です!

 

創業はなんと飛鳥時代!?世界でもっとも歴史のある会社が日本にあった!! - NAVER まとめ

 

創業以来1430年の歴史がある会社「金剛組」。ちょっとすごすぎてよくわからないですねw実はこの世界最古の会社以外にも、日本には沢山の老舗企業があります。創業200年以上の会社は3937社あり、世界の老舗企業の実に半数以上を占めているそうです。さすが長寿大国です。

 

ちなみに「老舗」という言葉は、「仕似せる」が変化した言葉で、先代のやりかたを引き継いで経営を行うという意味になります。別に建物が新しくなっても名前が変わっても、先祖代々変わらぬやり方で営業している会社は「老舗」ということになります。

 

この「金剛組」も明治の神仏分離令や、利益の出せるマンションや高層ビルの建築も請け負うようになりますが、事業拡大に失敗し、他の同業者に引き取ってもらうような形で再出発を遂げていますが、創業時のやり方、伝統、技術をしっかり踏襲しているので、今なお続く老舗企業というわけですね。

 

ところで日本には世界の半数以上の老舗企業があると書きましたが、実はこれには理由があります。日本は、他の国と違い他国に侵略されたことがほとんどなく、かつ「家」を大事にする民族だった事があげられます。家を大事にし、家の「生業」を代々受け継ぐという風習がずっと長く続いていた為に、会社も世襲で代々続いていくという流れができやすかったわけです。これが他国では、侵略されたり民族同士の争いや革命があったりして、「代々続く家系」や「仕事を代々受け継ぐ」という流れがあまり一般化されなかったんですね。

 

もちろんこの「老舗化しやすい」風土はいいことばかりではありません。無能な跡継で身代を潰したり、会社を潰したりというのは珍しい話じゃありません。会社も立ち上げてそれなりに儲かったら、上場してM&Aで買い取ってもらうというのが割と一般的になってきた昨今、日本はこの流れに取り残されがちです。大企業でも生き残れるのは、スピード感と挑戦できる会社だけ。保守的なところはどんどん潰れていきます。

 

その中で金剛組のような、超長寿企業は世界に誇るすごい会社だなと思います。日本が長寿国家で、少子高齢化の最先端を行っている中、何かしら世界にショックを与えられる「長寿の秘訣」を活かしたものを仕掛けていければすごく面白くなりそうな気がしません?

 

日本は想像以上に世界から見られているので、オリジナリティを活かして闘っていければいいなと思います。

 

それではまた!

 

100歳まで長寿美人 - ボケない、倒れない、太らないルール

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