自由になりたい人のブログ

一度は理系に進学し、挫折し営業職をずっとやってきた男が26歳で一念発起しプログラミングの勉強を始めた。これは26歳から素人がプログラミングを勉強しながら起業に向けて一歩一歩進んでいく道のりを描いたブログである。

承認欲求は大事

こんばんは僕です!

 

競争否定教育が成人式を荒れさせた

 

Twitterでアルバイト生がバイト先でやったアホな行為をした写真をアップする「バイトテロ」が少し前に流行りましたね。(今もあるか)

 

アホな事をする成人というのも、彼らと同じような考え方で動いている場合が多いです。人間には自己承認欲求があり、SNSの普及で気軽に承認欲求を満たすことができるようになりました。何か面白いことがあったり、聞いてほしいことをSNS上にアップして、「いいね」やコメントなどで反応してもらうことで、承認欲求を満たしています。

 

自己承認欲求自体は決して悪いものではありません。ただ、若いということはその承認欲求が色んな場面で強く現れてきやすく、一般的な常識に照らし合わせた善悪の判断ができないことが多いので、Twitter炎上が起きたりするわけですが・・・

 

上記記事でもあるように、僕も含めたゆとり世代は割と「競争の否定」という教育で育てられた側面は確かにあります。けれど、受験や部活などは明らかに競争であったし、数字で順位がつくという経験は少なからずしているので、上記記事が完全に的を得ているとは思えません。大人になれば嫌でも競争はありますし、受験や部活のときには、「順位をつける」ことを避けていては評価ができないので自然と競争になります。

 

若い時にバカをする若者はいつの時代にも一定数います。昔の高校の卒業式の写真などは、リアルBE-BOPハイスクールの世界で、昨今の成人式の様子と対して差がありません。昔は大学全入時代ではなかったので、18歳ぐらいで「大人になる」という認識だったようですが、今は大卒が当たり前になっているので、22歳ぐらいで大人、の方が感覚としてはしっくりきます。社会人より学生の方が、バカをしたり甘っちょろいのは何ら不思議ではないでしょう。

 

僕がこういった記事や、ニュースでの成人式での奇行のニュースを見て悲しくなるのは、若者のバカに本気で飽きれたり、怒りを覚えたりする世間の余裕の無さです。「俺らのときよりマシだなw」とか「バカだね〜今のうちに楽しめよw」とか言える大人が何でこんなに少ないんでしょうか。いずれ彼らも親になり、バカはしなくなります。その若者の行動をなぜ許容してあげる余裕がないんでしょうか。

 

問題の本質は、現代の日本人の揚げ足取りの気質とマスコミの若者叩きが根底にあると僕はすごく強く感じます。やっぱりマスコミも高齢化してるんですね。

 

問題提起だけで終わってなんだか申し訳ないですけど、「大人の余裕の無さ」ってすごくかっこ悪いんで、見直してみてはいかがでしょうか?

 

それではまた!

 

 

 

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

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