自由になりたい人のブログ

一度は理系に進学し、挫折し営業職をずっとやってきた男が26歳で一念発起しプログラミングの勉強を始めた。これは26歳から素人がプログラミングを勉強しながら起業に向けて一歩一歩進んでいく道のりを描いたブログである。

かーちゃんの立ち位置の変化

こんばんは僕です。

 

「歯磨いたか?」や睡眠状態まで記録&通知してくれるデジタルカーチャン「Mother」 - GIGAZINE

 

自分が自立する前の母親って、毎日ご飯を作ってくれたり、朝起こしてくれたり、色々とお世話してくれる存在でしたよね。それに何か間違いを犯したり、どうしようもなく辛い事があったときに何も言わずに受け入れてくれる偉大な存在でもあったように思います。死んだみたいな書き方ですけどまだ元気で健在ですw

 

しかし自分が自立してからは、母親の立ち位置が少し変わりました。正確には父親もかな。偉大でどんなときでも守ってくれる存在だった親も「普通の人間なんだな」と認識するようになったんです。割と普通の事なのかもしれないですけど。

 

それがわかったのは、就職してから実家に3度目の帰省をしたときでした。そのときの僕は、新しい世界に飛び込んで、日々新しい人と出会い、新しい刺激的な情報を得ながら毎日を過ごしていて、懐かしい気持ちで帰省をしたわけです。帰ってきたときには「ああ、懐かしいなあ」という気持ちは当然ありました。けれどどこか物足りない感覚。これは一体なんなんだろう?と思ったとき一つの事実に気がつきました。

 

かーちゃん昔の話しかしてないし、しかも何度も同じ話をするしている。

 

うちの母親は全くボケているわけではありません。まだ妹も高校生ですし、わけのわからないことを言っているわけでは全く有りません。

 

しかし、「それ前に帰ってきたときも聞いたな」っていう話が度々でてくるのを感じたとき、「母親の時間は、僕の学生時代で止まっている」とはっきり認識できました。

 

このとき僕はすごく寂しい気持ちになりました。昔のようにわからないことを母に聞いたりすることはもうできないし、世話をしてもらってたときのしっかり者の母親に戻る事はもうないのだなと分かってしまったからです。

これが自立か…と思いました。昔は偉大だったはずの母親の背中は小さく見え、満ちあふれていたエネルギーは今はあまり見えません。

 

母親の人生を賭けた仕事がもうすぐ終わり、今度は僕たちが彼女を世話する番になります。

覚悟を決めた今、少しでもお金と余裕を身につけておけるようにしておかなければと強く感じています。

 

何かヘビーな内容になりましたが、どんな人にもいずれやってくることだと思いましたので書きました。皆さんの親は今どうですか?昔と見え方は変わりましたか?

 

それではまた!

 

私は私。母は母。〜あなたを苦しめる母親から自由になる本

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