買い物するときのこだわり
こんばんは僕です。
いいものが売れるという時代は終わった - 指揮者だって人間だ
「いいもの」って何なんでしょうか?
売れてるものだったり、自分の好みドンピシャのものだったり様々なんでしょうけど。一つだけ確実なことがあります。
それは「本人が納得しているもの」です。例え高いブランド品であっても、自分がこだわっている分野の一級品でかつ自分の趣味と合うものであれば「いいもの」です。しかし、高いブランド品で自分が納得せずに買ってしまったものは、「買わされたもの」であり「ぼったくり」です。
また安くて「これは素晴らしい!」と思って買ったものは、掘り出し物です。しかし安くて「なんだこれ・・・」みたいな品物は、「安物」です。
これは結局値段や、周りの価値観とは基本的に交わりません。指針になっているのは「納得感」です。例外として自分の意志がなく、周囲の目を気にして買い物する人は、周囲の視線そのものが自分への「納得感」になります。
今迄はマスメディアが垂れ流した広告、マーケティング戦略で、皆同じものを欲しがり、同じようなものが流行っていましたが、今は違います。ネットの普及により買い物をするチャネルが増えた為、人々は多少選択するようになったのです。
ここで「多少」という言葉を使ったのは、食べログやアマゾンランキングなどを見て買い物をする人が結構いるからです。そういう類の人達はマスマーケティングの世界から抜けていないのでちょっとかわいそうですね。
まわりが「いい!」というからいいものというわけではない。これは至極当たり前のことではありますが、これが可視化される時代になってきた!というのが面白いなあと思う訳です。
服はユニクロでいいと言う人もいれば、ポールスミスじゃないと嫌だって人もいると聞きます(すいません服詳しくないんであんまりわかりませんけどw)
でも本人がいいって言ってるなら、別にいいんじゃない?って時代になってるのはすごく好い事だと個人的には思います。
個性バチバチでいくのを賛美はしていないですけど、「好きにさせろよ」とは昔から思っていたので、こういう価値観が消費行動や見た目だけじゃなく、生き方や仕事のしかた、ライフスタイルなどまで浸透してくると素敵な世の中になるんじゃないかなと夢想している今日このごろです。
それではまた!