学校生活で高い偏差値をゲットする方法
こんばんは僕です。
別に怪しいセミナーを開こうというわけじゃないのですが、中学・高校で高い偏差値を取らせる方法というのが実は存在します。
それは「思考停止をさせる」です。
子に対して「なぜそうなるか」ではなく「とにかく点数を取らないとひどい目に遭う」ということをずっと教え続ければ、偏差値ゲットは楽勝です。
なぜか?
日本の学校教育は、自己主張をしない空気を読める要領のいい人間を育てることを使命にしています。(少なくとも義務教育はそんな感じですよね)
和を乱さない、例え相手の言っている事が間違っていても、できるだけその場を丸くおさめる為に自分の意見を噛み殺すというのは、日本人であればほぼ仕込まれた事あると思います。
となると、自然に学校で教えている「学問」も同じ思想のもとで、先生たちが教えていることは想像に難くありませんね。「正しい答えを提示し、暗記させ、テストに書かせる」ということができる学生=優秀な学生、もとい偏差値の高い学生ってわけです。(あくまで日本では、ですけどね)
つまり、日本で言うところの優秀な学生を育てるには「正しい答えに疑問を持たずに、丸呑みできる従順な子」にしてしまえば簡単ですよね。
・・・たったこれだけの文ですが、なんだか嫌になってきたのでこの辺にしておきましょう笑
なんでこんなことを考えたかというと、僕仕事でアルバイトの面接官をよくやるんですけど、本当に皆同じ事しか言わないし、同じ事しか履歴書に書いてないんですよね。
皆きれいにかしこまって「御社で私のスキルを〜」とか「コミュニケーション能力を身につけたい」とか、たまに「時給が高いから」とか書いてあるけど、概ねその3種類しかないんですよ本当に。企業側が「志望動機」とか絶対ちゃんと見てないだろうなってのがよくわかります。あとウソはすぐバレるし、中身のないことを言ってもすぐバレるってのは面接をしだして本当に手に取るようにわかるようになりましたよ。
問題なのは、企業側は「学生がうすっぺらい志望動機とかもういいよ」ってなってるのに、学校側が「そういううすっぺらい志望動機を推奨している」ことと、学生側が「それを何の疑いもなく受け入れている」という構造なんですよね。
この茶番感は、何なんでしょうねw
正直言って採用側から言ったら、型にはまった茶番の為に時間割くのは本当にもったいないので、自分が伝えたい事だけ正直に言ってもらうだけでいいんですよね。本音と人となりがわかれば、それだけで採用の基準にはなりますから(バイトだからですけどね)
ちょうど似たような記事がありましたので、掲載しておきましょう。
「自意識過少」の若者を再生産する学校教育〜「べき論」というトラウマ
この「べき論」って腹立ちますよね〜。僕の今一番嫌いな言葉は「社会人なんだから」ですwこれこそべき論の最たるもんだなと個人的に思います。
社会人は「こうあるべき」みたいな。なんでそんなのが皆好きなんですかね。「常識を疑え!」みたいな話じゃないですけど、「べき」ってただ単に、「周りから逸脱した行為をする人は、ハブられるからできるだけしないでおこう」という認識を皆が共有しているだけのことなので、それを他人に押し付ける時点で、頭悪いなあといつも思います。
冒頭に書きました、高い偏差値をゲットする方法っていうのは、思考停止して勉強に取り組むってことですので、偏差値高い=頭良い、とはならないっていうのは何となくわかっていただけましたでしょうか?
今日お伝えしたかったのはそんだけですw
それではまた!