ツッコミこそ空気を読め
こんにちは僕です!
現代社会には「ボケ」と「寛容さ」が足りない(『一億総ツッコミ時代』を読んで) - ぐるりみち。
僕は昔から「ボケ」ができる人がすごく羨ましかったんですよね。
なんていうかすごく得じゃないですか。
まわりの人からも愛され感あるし、単身で笑いを取りにいけるっていうのは、持って生まれたものがないとできないんじゃないかなと素人感覚ではずっと思っているわけです。ボケって自らの力で場を和ませたり楽しませたりできるのが素敵なんですよね。
対して僕はツッコミ体質です。上記の記事で批判されている通り、他人のボケや他人をいじることで場を和ませることしかできません。自分一人で面白い事をしたり、するのには自虐以外ではあんまり思いつきません。他人のふんどしで相撲を取る感じですね。
だからこそ気をつけていることがあります。
それは「空気を読む」ことです。
一般的に空気を読むことは、日本人のだめな部分として指摘される事が多いですよね。曖昧な文化だとか。言葉の裏に隠された意味を探れだとか、謙虚さが表立つあまりやり取りが茶番化してしまったり・・・
しかし会話の中でのツッコミは違うと思うんです。
相手が傷つかないように、相手の失敗を明るく笑いに変えてあげたり、なかなか自分だけでは、前に出て来れない人に話題を振って、他愛もないエピソードをおもしろおかしく突っ込んであげたり・・・
こういうことは空気を読まないとできないですし、空気を読まずにやるツッコミはただの嫌なヤツですよねw
上記記事で書かれている「一億総ツッコミ時代」という言葉。
ここで表されている「ツッコミ」の人達。要はこの人達は、「面白くもないし優しくもない空気の読めない人達」なんですね。
ツッコミは本来、相手のキャラや話題、物言いのおもしろさを引き立てるものであってただの揚げ足取りに終始しているものではないはずです。というかそんなもん面白くないわけで・・・
僕はお笑いに関しては素人ですが、人の揚げ足をとるだけで自分では何ら生み出そうとしないセンスのない「ツッコミ」タイプの人は、とりあえず面白くはないなあと感じるわけです。
と、友人間で常にツッコミ役にまわっている、ボケ大好き人間の戯れ言でした。
それではまた!