自由になりたい人のブログ

一度は理系に進学し、挫折し営業職をずっとやってきた男が26歳で一念発起しプログラミングの勉強を始めた。これは26歳から素人がプログラミングを勉強しながら起業に向けて一歩一歩進んでいく道のりを描いたブログである。

ゲーム・スマホ叩きについて一言

こんばんは僕です!

 

ゲームが日本をダメにする 子供からスマホを没収しよう - Seventh Sens

この記事の中で、学生達は、

  1. Aグループ(勉強2時間以上、ゲームは1時間未満)
  2. Bグループ(勉強30分、ゲームは全くしない)
  3. Cグループ(勉強2時間以上、ゲーム3時間以上)

に分けられており、成績の順番もA➡B➡Cとなっています。上記記事では、Aはまじめな学生、Bは部活生、Cは効率の悪い勉強をしている不真面目な学生のように分けているようです。ゲーム時間と学業の成績に関連性があると考察した意味がよくわかりませんけれども、一つだけわかることは、この記事を書いた人はゲームに没頭したことが無いということです。 記事の中で、

私は勉強は量より質だと思っているので、このグループの勉強というのは質の悪い勉強をダラダラとやっているだけ。やっている本人たちからすれば、勉強時間なんでしょうが先程あげたようなスタイルでの勉強ならば効果はほぼないと考えられます。

 

 

質の悪い勉強をダラダラやることに効果がないことは、全面的に同意です。当たり前ですけどw

 

ここでゲームとは何か、考えてみましょう。

 

この記事ではコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム機)とスマホのゲームのことを「ゲーム」としています。コンシューマーゲームは90年代に全盛期を迎えました。日本が世界に誇った産業でしたね。Nintendo64、PS2やゲームボーイファミコンなどが代表格でしょうか。対してスマホのゲームはここ5年ぐらいで急成長を遂げた、新たな「ゲーム」です。家庭用ゲームに対して、専用の機器を必要とせず、スマホだけでプレイすることができるので、従来からするとかなり手軽に遊べるゲームと言えます。

 

僕やこの記事の作者の人は、家庭用ゲーム機とともに育った世代と言えそうです。親から怒られながら、ゲーム時間を決められながらも楽しんでいた人達も少なくないと思います。今はこれがスマホに成り代わってきています。まだPSPやwiiなどは根強い人気があるので、まだ過渡期と言えるのでしょうが・・・。

 

ゲームにハマったり、真剣にゲームに取り組んだことがある人ならわかると思いますが、「プレイ時間」というのはさほどゲームをする上で重要な要素ではありません。セーブのできるキリのいいところだったり、集中して強いボスを倒した後などが、ゲームの切り上げるタイミングです。

 

これは勉強でも同じ事が言えます。1時間勉強したから「ハイ終わり」では、何ら身に付きません。1時間机に向かえばいいだけなので、とてもじゃないですが、集中できる精神状態にはなりません。

 

時間ではなく、「ここまで終わらせよう」でやるのが、一番本人が気持ちよく勉強できるはずです。宿題が20問あって、それを5分で終わらせようとする子と、1時間かけてやる子のどちらが効率が良いかは言うまでもありませんが、ここで問題なのは時間ではありません。「20問終わらせること」が大事なのです。そして同じ20問なら、時間は短ければ短いほど良い、わけです。20問を終わらせるのがゲームクリア、もしくはセーブポイントなのですから。

 

なぜ子供がゲームをするかと言えば、クリアする感覚やご褒美、レベル上げや適切なペナルティなどなど、やりがいを刺激する要素に満ちあふれていて、すごく楽しいからです。ゲームはもともと没頭しやすくなるようにできているんですね。そのゲームに「すら」没頭できない子が、どうやって勉強なんかに没頭できるでしょうか?難しいし面白くないし、かといってやらなきゃ怒られるような勉強をどうやってやるんでしょうか?

 

僕は基本的にゲームと学校の成績に相関関係は無いと考えていますが、勉強でも遊びでも「没頭できる子」が賢い人だと思っています。

 

今既にスマホの時代が来ていて、未来を切り開いていく子供たちからスマホを取り上げるなんてバカを言っている暇があったら、子供が勉強に「ハマれる」システムでも考えてみてはいかがでしょうか?

 

それではまた!