辛い時にこそ踏ん張りを?
こんにちは僕です!
自衛隊メンタル教官が教える心の疲れをとる技術 | シゴタノ!
日本人ほど「無理をして生きている」民族はいないでしょう。
満員電車での暗いサラリーマンの顔、自殺、週末の家族サービスに体力も時間も使う、お客さんへ謝る日々、上司からの理不尽な叱責に耐え、部下の意味不明な言動を教育し直すのに神経をすり減らす・・・など挙げればキリがありません。
我慢することが、日本では美学の域まで昇華されているので、この雰囲気を打ち崩すのは容易ではありません。かと言って、我慢を貫き通せば人によっては、突然心が折れてしまって取り返しのつかなくなることもあるでしょう。
ではどういうときに「ムリをしているな」と判断できるのでしょうか?
例えば仕事に関して言えば、朝起きて「ああ、今日も仕事か…」となればほぼ確実に黄色信号だと言えます。朝ベッドから起き上がり、カーテンを開け、顔を冷たい水で洗い流し「よし!今日も頑張ろう!」というときには、基本的にものごとはうまくいっているでしょう。これは案外バカにできない心理状況で、朝の意識が覚醒し切っていない段階で既にマイナスの感情が出ているということは、結構悩みのレベルが深いということになります。
一番簡単な解決方法は、仕事を辞める事です。人生の大半の時間を占める仕事で、そんな心理状況になるなんてとてもじゃないですが、いつか精神がぶっ壊れます。早く辞めましょうw
鬱病とも関係しますが、まじめで弱音を吐かない人ほど要注意です。「私は大丈夫!」という人の顔、朝の様子を見てみれば、どうみても大丈夫じゃないことは一目瞭然です。
ベタですが、こういうときにまわりに相談できる人がいるかどうかは生死を分けます。親、兄弟、友達、恋人誰でもいいので、愚痴ることのできる相手をせめて一人は持つようにした方がいいと思います。悩んでいるときは袋小路に入ったような気分になりますが、冷静な第三者からすれば「そんなのことで悩んでるの?」ってことはよくあります。悩んでいる時は基本的に冷静ではないですからね。
ムリをしないというのは、当たり前に大事なことですが、体に染み付いた我慢の精神はなかなか取れるものじゃないので、まずは「我慢している」ということだけ、自分の信頼できる人に伝えることから始めてみてはいかがでしょうか?
僕はカウンセラーでもなんでもありませんが、自身の鬱経験からのアドバイスでした。
それではまた!
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