自由になりたい人のブログ

一度は理系に進学し、挫折し営業職をずっとやってきた男が26歳で一念発起しプログラミングの勉強を始めた。これは26歳から素人がプログラミングを勉強しながら起業に向けて一歩一歩進んでいく道のりを描いたブログである。

勉強ができる子とできない子の違い

こんばんは僕です。

 

教育関係の仕事をしている為、勉強ができない子と話す機会がたくさんあります。逆に学生のときには、勉強が得意な友人がたくさんいました。

勉強が得意だから良いとか、苦手だからダメとかそんなことは全くない!のは大前提で書いていきますが、両者にははっきりとした特徴の違いがあります。

 

まず勉強ができる子にはだいたい以下のような特徴があります。

  1. 思春期の時期に、親に自由にさせてもらっている(させてもらっていた)
  2. 負けず嫌い
  3. 勉強にのめりこめる
  4. めんどくさがり

逆に勉強ができない子はこんな感じ。

  1. 思春期の時期の親の干渉が激しい(激しかった)
  2. 何かにハマることができない
  3. 勉強以外でも要領が悪い

 

両者の1は、勉強以外の面でも重要な影響を及ぼしてると感じます。経験則ですが「勉強が苦手な子」の8割以上は「親の勉強に対する干渉がひどい」ですね。重要なのは「思春期の時期に」というところです。思春期は一般的に男の子だと12〜17歳ぐらいまでですが、この時期に親から「勉強しなさい!」でガチガチに縛り付けられた子は大抵勉強が苦手です。勉強=苦しい事というのがはっきりインプットされてしまうからなのでしょうか?とにかく、僕の会社に相談にくるのお客さんのほとんどがこのパターンです。

 

親がうるさい。

 

これは本当にいいことないので、世の中の親御さんは、子供に勉強できるようになってほしければ、幼児期にがっつり習慣をつけさせて、思春期にさしかかったら、干渉しないことを心がけた方がいいと思います。僕の知り合った人達で、頭のいい人は、ほとんど放任主義の家に育ってますし、年間500人以上の生徒を見て、「親の干渉は良くない」ことがはっきり見えますので、参考にしてみてください。

 

勉強できる人の2に関しては、勉強に限らず、スポーツなどでも結果を残せる人は負けず嫌いが多いですね。ここで重要なのは、「好きだろうが嫌いだろうが、負けたら悔しい、腹が立つ」ということを感じるかどうかです。ここで「まあいいや」となったらそこでストップなわけですが、負けず嫌いな人はあの手この手でどうにか次は結果を残そうとします。努力というか、自分の感情のエネルギーの爆発が、結果を出す為のエネルギーにそのまま変わるので、結果的に「勉強ができるようになる」というわけです。

 

3の「勉強にのめりこめる」というのも似たような理由です。好きか嫌いか、というより勉強自体に「ハマってしまえる」のは一つの才能です。これが「集中力」と言い換えることもできるでしょう。

 

そして4の「めんどくさがり」と苦手な人の3の「勉強以外でも要領が悪い」というのは、実は密接に関係しています。

皆さん、学生時代を思い出してみましょう。学生の方はそのまま学校のテストを思い浮かべてください。めんどくさがりな人がテスト勉強をするときに、まずどうするか?

 

まずテスト勉強を始める前に、過去問を解きます。そしてテストの出題の雰囲気を掴み、テストに出ているところを中心に、ノートだったり教科書だったりを眺めるところからスタートします。

 

これをテスト範囲の分を馬鹿正直に、ノート・教科書を1から順に覚えていくととてつもなく時間がかかります。日頃から授業を聞いとけばいいんでしょうけど、学生時代を思い出す限り、授業を真面目に聞いていて成績がいい人はごく一部で、大抵要領のいい人が上位を占めていたように思います。

 

別にどちらが正解ということはありませんが、めんどくさがりな人は「必要最小限の力で最大の結果を出すためにはどうするか」ということを先に考えるので、結果勉強ができる人が多いってわけです。大抵勉強できない子は、この「要領」ってのがびっくりするほど悪いです。でもこれは子供のせいじゃありません。これも、親が勉強しなさいとうるさく言うのが原因です。

 

注意すべきは親が「テストでいい点を取れ!」ではなく「勉強をしなさい!」と言っている点です。これは「机にさえ向かっておけば怒られない」ということを意味する事がほとんどです。真面目に勉強するのが良いのであって、サボっていい点数を取るのは良くない、と親が子供に言ってしまっているのと同じなんです。

だから点数も取れないし、親も余計にうるさくなる。

 

世のお父さん、お母さん。子供に勉強ができるようになってほしければ、「勉強しなさい」と子供に言うのは辞めましょう。当たり前ですが余計にできなくなりますので。

自分たちも大して勉強ができるわけじゃないなら、なおさら意味が無いので辞めましょう。

 

とまあここまで書いてみましたが、勉強はできなくても別に問題はないんですけどね。ただ「子供に勉強ができるようになってほしい」のであれば、上に書いたような事は少し頭の隅に置いておいてもいいかもしれませんよ。

 

それではまた!

 

勉強が得意!になる本

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