自由になりたい人のブログ

一度は理系に進学し、挫折し営業職をずっとやってきた男が26歳で一念発起しプログラミングの勉強を始めた。これは26歳から素人がプログラミングを勉強しながら起業に向けて一歩一歩進んでいく道のりを描いたブログである。

「プロ意識」なんてねえよ

こんにちは僕です!

 

何か言っているようで何も言っていない「トレンド系マジック・ワード」 | ライフハッカー[日本版]

 

特にこの中で「プロ意識を持て!」というのは、よく僕も仕事場で耳にします。

「コミュニケーション能力」や「ウィン・ウィンの関係」もそうですが、いかんせん言葉の定義が曖昧なまま使われています。「プロ意識を持て!」というのは、お説教のときによく使われますが、何に対して怒られているのかもわかりませんし、何を改善すればいいのかわかりません。

 

プロフェッショナル性を要求される技術職やフリーランサーなどは、言われずともプロ意識を持っているかもしれませんが、普通の会社で何となく働いている人間に「プロ意識を持ってもらう」意味が果たしてどこまであるのか僕にはわかりません。

 

「プロ意識」とはまず何でしょうか?

wikipediaによると

「プロ意識」という言葉が使い始められたのはさほど古くはないが、特に芸能人やプロスポーツ選手、料理人に対し、「見に来てくださるお客様のために健康面で気をつけている」や「いい成績を残すためにプロのスポーツマンとして私生活から改善を図っている」など、自分の技能や技術で身を立てる者が、当然に求められる結果を出すために日々研鑽や努力を惜しまない姿勢を「プロ意識が高い」とマスコミなどによって讃美される傾向がある。一方で、こういった専門職種に従事する者は、不祥事や醜聞などで「プロ意識が足りない」などと罵倒されることもままある。また、医師看護師消防士警察官など高度な技術はもとより高い使命感により過酷な業務に耐えている職種でも同様である。

 

上記でも分かる通り、自身の職における高い専門性を維持・向上する為に日頃から努力する姿勢を指していることがわかります。

 

またwikipedeaには、下記のような記述が続きにありました。

この「プロ意識」という言葉は、最近では専門職以外でも、総合職的な一介のビジネスマン(特に営業職小売業外食産業などの接客業)や、小売業・外食業のアルバイトにすらよく使われる。もちろんプロとしての給料は一切支払われてはいない。ここでの「プロ意識」とは、当のビジネスマン自身が前述のように「お客さまのため」「体調管理」を自発的にするという意味ではなく、社長や経営幹部、果ては直属の上司が部下に対しての説教や訓示の形で「プロ意識を持て」「プロの仕事をせよ」というトップダウンの説明を示したものが多い。しかも、ここで社長などが述べる「プロ」は「社員自身が職業人としての自身の身を立てる」というのではなく、あくまでも「会社・組織に貢献する(売上・営業成績を上げる)」点であることに注意が必要である。

問題としては、専門職でない総合職であるビジネスマンにとって「何がプロフェッショナルなのか」という定義を曖昧にして、経営者側に都合の良い解釈で、会社に貢献させることを「プロ」としている点は否めないのである。

ただ、プロスポーツチームにおいても監督や首脳陣などから選手に「プロ意識を持て」とトップダウン型の説明がされることもある。若い選手はまだプロ選手、とうより職業に就いているという意識が薄いためでもあるからである。

 

つまり、本来の意味のプロ意識ではなく、会社側にとって都合のいい人間を育てる為の口実として濫用されているということになりますね。道理で理不尽なわけだ。

自身の高い専門性を以て、厚待遇を受けている場合は当然、その技術の維持・向上に努めるのはごく自然な流れといえますね。

 

どうやら普通の会社員にプロ意識は必要なさそうです。ですが「プロ意識のない人間」があまり魅力的でないのも事実。それならいっそ組織を脱して、「プロ意識」が必要な環境に身を置いてみてはいかがでしょうか?

 

最後雑でしたが、それではまた!

 

その言葉だと何も言っていないのと同じです!

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