「オワコン」な日本の教育
こんにちは僕です!
日本の教育制度が機能していないのを批判するのはあまりにも今更なのでw
学校に頼る事無く打てる対策というのを考えてみましょう。
改めて問題を整理すると、
①一度勉強が分からなくなった子は、今の教育制度の中では救えない
②リソース不足による、教育現場の疲弊
僕も教育関係の仕事で一日何十人ものお母さんから相談を受けるので、①は特によくわかります。相談で多いのは「うちの子中2なんですけど、多分小学校5年の算数ぐらいからわかっていないんですよね」とか「今習っている勉強をするのに必死で、前の学年の復習をする時間がない」などなんですね。
全員が同じ標準的なカリキュラムで指導を受けていて、わからない人はどんどん落ちこぼれていき、分かる人だけが残る。
この上なくシンプルでわかりやすくはありますが、ここの問題点は「一度レールを外れるとレールに戻るチャンスがほぼない」ってことなんです。
人間ですから、体調不良で学校を休んでしまったり、気の迷いでサボったり、悩み事があって授業を聞いていない日だってあるでしょう。
そんな気の緩みが許されるのは、要領の良い学生だけで、要領の良くない学生はひたすら食らいつくしか無い。気が緩んで食らいつくのを休むと、一瞬で要領の良い学生との差が開き埋めようがなくなる。
「ああ、少しサボってしまった」だから、一生懸命努力してレールに戻ろうとしても、その一瞬の気の緩みが、とんでもない努力を要するモノに変わってしまう。
どんだけ厳しい世界なんだよw
先日読んだ本で、「ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい」というのがありまして。
アメリカはインディアナポリスの田舎町に生まれた、男の子ジェイクと母クリスの子育て奮闘記なのですが、普通の子育てと違うのは、ジェイクが2歳のときに「自閉症」と診断された事、ジェイクが類い稀なる数学センスの持ち主であること、クリスがぶっ飛んだ母親であることでした。「16歳までに、靴ひもを自分で結べるようになればラッキーでしょう」と専門家から診断されてから、9歳で大学に入学するほどの能力を発揮する迄のクリスの子育てはまさに「奮闘」というにふさわしい内容でした。
話は反れましたが、結局解決策は上記の本にもある「親が子供をちゃんと見る事」に尽きると思うんですね。
ジェイクの例は少し極端ですが、日本で落ちこぼれと言われている子も、ジェイクの自閉症診断もベースは同じ事です。世間の常識、専門家(うさんくさい言葉ですが)からの「診断」を信じるのか、自分の子供の本当の姿をちゃんと直視して信じるのか。
日本の勉強「ごとき」ができなくても、他にやれることはたくさんあります。だから子供の勉強で困っているお母さん、日本のカスみたいな教育制度や常識の枠の中に押し込めてしまわないでください。
もっと子供自身を見て、世界を見て、情報を入れて、子供がのびのび生きられる場所を探してあげてください。
家庭教師や塾なんかにお金を払うぐらいなら、外に色々つれていってあげてくださいね!
それではまた!